ノーウッドの建築師

"Indeed, Holmes! What is it?"
"Only this: that I know that that mark was not there
when I examined the hall yesterday. And now, Watson,
let us have a little stroll round in the sunshine."

...

THE ADVENTURE OF THE NORWOOD BUILDER

「へえ! それは何だい?」
「簡単なことさ。この指紋は、きのう僕がホールを調べたときは、なかった。
それよりもワトスン、そとへ出て、少し日なたをぶらつこうじゃないか」

(参考:「シャーロック・ホームズの叡智」延原謙(訳)新潮文庫)


「ノーウッドの建築師」は、本当は「The return of---」に入っているから、
創元版では「生還」に入ってるのかな。タイトルも、たぶんちょっと違うはず。
新潮版は、正確な収録をしてないからアレですが、これしか持ってないので。


レストレード警部が、犯人の偽装工作に引っ掛かっているのを、
あえて本人に教えてやらない探偵。
あとで笑ってやろうよ、とか、子供ですかアンタ。
でも、黙ってるけれど我慢できなくて顔に出ちゃった探偵を、
「発狂するのではないか」と、警部が思って見てるあたり、
普段からこのヒトが、周りからどのように見られてるのかを、
端的に表してると思う。(暴言)


まあ、このヒトが、

爆笑をこらえて身をくねらせてたり、

目を輝かせて妙にウキウキしてたり

したら、たしかにキモコワイかもね。




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